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東海産婦人科内視鏡手術研究会雑誌 vol.5 巻頭言

日本産科婦人科内視鏡学会 理事長
日本医科大学 産婦人科学教室 主任教授 竹下 俊行

東海産婦人科内視鏡手術研究会の学術集会が今年で18回目を迎えるとのこと、多忙を極める産婦人科医が゙内視鏡手術の技術を極め患者さんの健康維持に貢献するべく、地道に研究会の回を重ねていることに心からの敬意を表します。

日本産科婦人科内視鏡学会の会員数は 3600名を超え、産婦人科サブスペシャリティ領域 学会の中でも最も伸び率の高い学会になっています。また、技術認定医数も順調に増加し、2014年に発足した認定研修施設制度における認定施設も266施設を数えるに至りました。しかし、技術認定医0、認定研修施設0の県はまだ残っており、大都市集中の傾向はなかなか改善されません。地方で地域医療に励む若手医師に、何とか研修や教育の機会を与えようとしても、年に一度の学術集会や教育委員会が行う実技研修会だけでは足りないという声を聞きます。そのような中、東海産婦人科内視鏡手術研究会のように各地域、ブロックが主催する研究会・研修会は、大変貴重な機会を提供する場になっています。今後も本研究会の持つ役割は重要性を増して行くと思われます。ますますのご発展を祈念致します。

東海産婦人科内視鏡手術研究会雑誌 vol.1 巻頭言
東海産婦人科内視鏡研究会(懇話会)雑誌発刊に向けて

日本産科婦人科内視鏡学会前理事長
吉村 泰典

医療技術の進歩に伴い、最近の医療においては低侵襲性、安全性、倫理性さらには経済性も要求されるようになってきています。近年の内視鏡手術の発展と普及には目覚ましいものがあり、社会の内視鏡手術に対する要求や高い技術への期待も高まっています。日本産婦人科内視鏡学会は、本邦における産科婦人科領域における内視鏡下手術の進歩と発展を図り、国民に対し安全で安心な医療を提供する重大な責務を負っています。本会による内視鏡技術認定制度は9年が経過し、認定技術者は現在300名を超えています。今や内視鏡下手術は産婦人科医にとって実地臨床上必須技術となってきており、国民からは安全で、確実な手術を実施することが要求されています。これら技術の標準化および安全対策上の要件として、内視鏡下手術への深い造詣と修練が広く要求されることは贅言を要しません。そのためには各地域における内視鏡下手術の教育ならびに技術向上のための研修会などが必要となります。このたび、東海産婦人科内視鏡懇話会において婦人科内視鏡下手術関連の機関誌を発刊されることは、本邦では初めての試みであります。 貴会におかれましては、斬界の先導者たるべく日夜革新を重ねられ、本誌を通してその成果を進歩の証として社会に示していただきたいと切にお願いする次第です。