東海産婦人科内視鏡手術研究会
代表世話人 西澤　春紀

このたび村上勇先生の後任として東海産婦人科内視鏡手術研究会の代表世話人を拝命した西澤春紀でございます。

 

本研究会は平成11年（1999年）に発足し、20年余にわたり東海地域での内視鏡下手術の発展、また会員相互の交流を深めるために活動してきました。地方における研究会としては全国で最も古く、近年では日本産科婦人科内視鏡学会の認定研究会として、当地域の教育や内視鏡手術に関する研究活動にも貢献してまいりました。

 

研究会の活動としては、年1回の学術講演会の開催、学術論文を掲載した研究会雑誌の発刊を柱とし、若手医師への教育を目的とした実技研修会も行っています。学術講演会では、特別講演、指定教育講演、共催セミナーにて我が国における第一人者の先生方の講演を賜り、またワークショップや一般演題におけるディスカッションを通じて、各施設の成果や工夫を共有しながら、内視鏡手術手技の発展に取り組んできました。研究会雑誌への論文投稿数も年々増加し、基礎から臨床までの臨床研究が幅広く促進されているものと思われます。近年の内視鏡手術は、ロボット手術システムをはじめ革命的な変化がもたらされています。今後も研究会活動を継続かつ充実しながら、当地域ならびに全国の内視鏡手術ならびに医学・医療の発展に貢献してまいりたいと考えています。

 

本研究会がさらに発展するためには、内視鏡手術に関わる多くの医師やコメディカルの御協力が不可欠です。私自身は浅学菲才の身ではありますが、皆さんとともに、東海地域における内視鏡手術の発展に寄与したいと考えておりますので、引き続きご指導・ご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。